どうも、しんば(@shimbakone)です。
- キッチンにはこだわりたい
- 仕様をどうしようか悩んでいる
そんな方に、オーダーキッチンはいかがでしょうか。
ということで、今回はweb内覧会として、我が家のキッチンを紹介します。
もともとはシステムキッチンと考えていましたが、話を進めていくうちにオーダーキッチンになりました。こだわりがつまったキッチンです!
家づくりの参考になれば嬉しいです。
ではいってみましょう!
間取り・図面
キッチンはアイランド型を採用しました。
- 回遊性があったほうが何かと便利
- 子どもが走り回って遊べる
- キッチンがインテリアになる
このあたりが主な理由です。
間取りを考える時には、キッチン中心にして考えました。
どんなキッチンを入れたいのかを決めて、それが実現するにはどんな間取りにしよう?といった具合に考えていきました。
アイランドキッチンを導入するとなると横幅が必要になります。キッチン幅+両側に通路となるスペースを確保しなくてはなりません。となると、必然的に東西方向にキッチンを配置する形になり、ダイニング→リビングと大まかな位置を考えていきました。
(web内覧会LDK編より)
間取り
キッチンからはリビング・ダイニング+洋室の全てを見渡せますので、子どもを見守りつつ料理ができます。
外の景色も視界に入ってくるので、とっても気持ちが良いです。
図面
サイズは幅2600mm 高さ900mm 奥行き900mmになっています。
仕様
仕様は以下のとおりです。
サイズ | 幅260cm 奥行90cm 高さ90cm |
天板 | 人工大理石サンディブラック/AICA |
シンク | 人工大理石ホワイト/ AICA |
面材 | メラミン化粧板(黒)/ AICA |
水栓 | タッチスイッチ水ほうき水栓LF/ TOTO |
加熱機器 | DELICIA 75cm (3V乾電池タイプ) / Rinnai |
レンジフード | センターフェデリカ / ARIAFINA |
食洗機 | G6722SCi(60cmタイプ) / Miele |
換気扇 | Center Fedelica / ARIAFINA |
それぞれ解説していきますね。
天板:人工大理石
天板はAICA(アイカ)のアクリル人工大理石、マーベデュールという製品です。カラーはサンディブラック(BMK)を選んでいます。
砂目調なので、遠くから見ると石っぽく見えます。手触りはスルスルしていて、落ち着きを感じる質感です。黒系ですが汚れは思ったほど目立たないと感じています。
我が家はクールな雰囲気を出したかったので、黒系になりました。
シンク:人工大理石
シンクの素材も天板と同様の人工大理石を採用しています。
シンクと天板とのつなぎ目は、シームレス加工がされており隙間がありません。つなぎ目が汚れ・カビやすいと聞いていたので、これは必須の仕様でした。
シンクは白色なので着色汚れがつきやすいため、定期的に掃除をするようにしています。
面材:メラミン化粧板
天板以外の面材は、AICAのメラミン化粧板(めっちゃ硬い樹脂)です。
型番は「TJ-10067K」で、セルサスという指紋がつきにくい仕様になっています。
表面はマットな質感です。模様に応じて凹凸があるわけではなく均一に、うっすらザラザラしています。汚れがついてもとれやすく、手入れが非常に簡単です。
少し薄い黒に、もやもやとした模様があります。このテクスチャが天板の色合いとかなりマッチしていて、非常に満足度の高い仕上がりです。かっこいいですね。
後から気づきましたが、ぱっと見、パナソニックのLクラス(HPのブラックモデル)みたいな雰囲気ですね。意識せずに似たようなものになっていました。
水栓:タッチスイッチ式水栓
TOTOのザ・クラッソに採用されている「タッチスイッチ水ほうき水栓LF」を採用しています。
詳しい機能解説はTOTOのHPを見てください。
セントラル浄水器を導入しているので、浄水機能付きモデルではありません。
私がこれを使いたいと思っていたのは、以下の理由です。
- L字の形状(機能美)
- 物理的なタッチスイッチ
- ほうき水栓
意匠と機能を両立しているなと感じています。
L字の形状
単純にシンプルで美しい(意匠)からという事と、水を止めた後に本体側に水が垂れないから(「ゲイの家づくり」様を参照)です。
物理的なタッチスイッチ
料理中など手が汚れていたりする時に、手の甲で触るだけで出す・止めることができるのが非常に便利です。ハンドルは開けたまま同じ位置にしておくので、水量が常に一定のままです。
あるメーカーのショールームでセンサー式を体験しましたが、感覚的ですが、私には合わなかったですね。見た目も好みではなかったので。私には触感のある物理スイッチの方が好みでした。
ほうき水栓
水の出る範囲が幅広くなっており、広範囲を一度に流すことができるようになっています。
食洗機を導入するので、あまり手洗いをする事は無いと考えていましたが、シンクを掃除する時に非常に役立っています。
手を洗うときにも泡を流しやすいですよ。
加熱機器:DELICIA
リンナイのガスコンロ DELICIA(デリシア)を導入しています。
三ツ口のガスコンロとグリルがついています。
ガラストップの色はアローズシルバー、五徳は黒いホーロー製を選んでいます。アルミの五徳は変色するという事でやめてしまいました。横幅750mmで三口なので同時に料理がしやすくなりました。
点火スイッチがプッシュ式のボタンになっているので、ポチッと押すだけで自動点火です。
電源は100V電源と3V乾電池式があるのですが、停電になっても使えるように後者を選んでいます。こちらの方がモニタが壁面のパネル内部に配置されて見た目もシンプルです。価格も微々たるものですが抑えられます。
自動調理機能があって、トーストや魚を焼いたりしています。(まだ他の機能はつかいこなせていません笑)
音声で色々案内をしてくれるので、とってもおしゃべり好きのようです。
もっと使いこなしたら詳しく紹介したいと思います。
レンジフード:センターフェデリカ
ARIAFINA(アリアフィーナ)のセンターフェデリカを採用しています。おしゃれなキッチンは
スタイリッシュでめちゃくちゃかっこいいです。
同時給排気型も検討しましたが、気密などを気にした事と、見た目がかっこ悪くなる事、価格が高くなってしまう事などによってやめました。
ちょっとした便利機能がついていて、DELICIA(ガスコンロ)を点火すると自動的に排気運転が始まります(火力に応じて風量も変化)。反対に、消火すると時間差で排気が停止します。
フィルターレス仕様のシロッコファンになっていて、ワンタッチで取り出せるので掃除もしやすいです。
食洗機:ミーレ60cm
ドイツの家電メーカーMeile(ミーレ)の食洗機です。導入した設備で、一番メリットを感じているのがこのミーレの食洗機です。
海外製の食洗機の最大のポイントは「大容量」です!
国産食洗機の庫内容量はおよそ60Lですが、60cmタイプのミーレはなんと160Lです。3倍近い容量です。
よって、1日分の食器を全部まとめて夜に1回運転するだけでよくなります。
大容量の食洗機によって食器を洗うという行為から開放されます。
- 3食分の食器洗いの時間を削減
- 予洗いも不要
- 気にせずどんどん食器を使える
とメリットだらけです。
収納
加熱機器の左右に小物引き出しと、下には引き出し収納2段があります。
上段引き出しが1番大きくなんでも入りますね。
取っ手は無くして、指を引っ掛けるタイプにしたので、見た目がフラットですっきりしています。
我が家の場合、背面に置くキッチンカウンター(カップボード)を幅広にしたので、キッチンに対してそこまで収納を求めなくても良かったです。
包丁の収納がシンク全面についていて、パカッと開いて取り出せるようになっています。
ちなみにダイニング側にはコストカットのため収納を付けませんでした。
ダイニングテーブルを置いていて、物の出し入れがしにくくなるのでこの判断は正解でした。
シンク下
シンク下はオープンにしています。
当初はゴミ箱を入れようと計画していましたが、子ども(1歳)がゴミ箱を触るので、ただの空間になっています。
壁面には物を引っ掛けられるレールフックと、調理器具用のコンセントを設置しています。
キッチンにコンセントがあると、ブレンダーなどの調理器具を使う時に重宝します。
現在のこのスペースの使い方は、子どもとかくれんぼ用の隠れ場所ですね。
おわり
今回は、我が家のオーダーキッチンを紹介しました。
非常に満足度が高いキッチンに仕上がっています。
キッチンに関しては見た目にこだわってインテリア性を持たせました。お気に入りのキッチンに立つとやる気が湧いてきます。環境を作るのって大事だなと思います。
好きなようにキッチンの仕様を決められるので、こだわりのキッチンがほしい!という方は是非検討をしてみてください。細かいところまで、本当になんでもできます。
興味がある方は是非、相談をしてみましょう。オーダーキッチン専門店でも良いと思いますし、工務店ならば造作キッチンも対応してくれる所があるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。