どうも、しんば(@shimbakone)です。
- 間取りをどうしようか考えている
- 仕様をどうしようか悩んでいる
- こだわりや失敗を知りたい
など、注文住宅は決めることが多くて悩みますよね。
今回はweb内覧会として、我が家のトイレを紹介します。
トイレは、お気に入りの照明にしてみたり、小物選びに気を使いつつ、気持ちのよい空間になっております。
家づくりの参考になれば嬉しいです。
ではいってみましょう!
間取り
トイレの間取りです。
写真で見ればわかるので、わざわざ必要ないのかもしれませんが一応紹介します。
1Fトイレ
2Fトイレ
トイレの位置がちょうど、1Fと2Fで同じ位置にある設計です。
どちらも階段の隣に位置しています。
1Fトイレ
さて、それでは1Fのトイレから紹介します。
まずは仕様から。
仕様
床: サニタリーフロア(アトムワイド455)
窓: APW430(FIX) / YKKAP
便器: ネオレストRH / TOTO
照明: 鋳肌 黒ムラ(円錐・鍛金仕上げ)/ FUTAGAMI
手洗い: 造作(ボウル・水栓 / カクダイ)
タオルバー: アイアン タオルバー / tree house
ペーパーホルダー: 型番SC-473 / KAWAJUN
タオルバーとペーパーホルダーは黒色にして、締り感を出しています。
形がシンプルであり、ざらざらしていて素材感も素敵なのです。
これらは施主支給をしました。
スライドショー
壁も、床も、ドアも全て白い色になっています。トイレは白!というテーマで仕様を決めました。
お客さんにトイレの場所を伝えるのも、「白いドアのところ」と言えば伝わるようにしています。
便器はTOTOのネオレストRHを採用しており、丸いフォルムがお気に入りです。
もともと立ち小用に泡機能のあるものを検討していましたが、私が座って用を足すようになったので、泡機能は不要になりました。妻の希望でTOTOです。
こだわり
こだわりポイントは2つです。
FUTAGAMIの「鋳肌」黒ムラ
ブランド FUTAGAMIのペンダントライトです。
この照明はとにかく、とにかく素材感が素晴らしい。機能性ではなく完全に意匠性で選定しています。
外側は漆をベースにした塗料で黒く塗られており、内側は鍛金といって手作業で叩いて仕上げられています。照明をつけると、内面の凹凸に反射して優しい光が広がります。
LEDではないので、夏場は少し熱を感じます。いつかLEDに交換したいですね。
FUTAGMIをトイレに!?と思った方、私も最初はそう思いました。キッチンやダイニングで、よく使われているのを見かけますよね。
どこで使おうか迷っていたのですが、PH5にダイニングのポジションを取られてしまったので、トイレで贅沢に使っております。
美しい肌を眺められる素敵インテリアになっています。
(このランプに関してはレビュー記事を書きたいと思っています)
造作の手洗い
工務店で造作の手洗いを作ってもらいました。
造作にした理由
TOTOの製品でちょうど良いサイズ・見た目のものが無かったからです。
既製品ではボウルが小さすぎて手を洗いにくかったり、大きすぎてトイレ空間の幅が足りずなかったり、見た目もイマイチ…その割に値段が高かったり…など、決め手に欠けていました。
そこで、無理やり感はありますが、手洗い分のスペースを作るために壁を凹ませるようにしました。そうすることによって、非常にバランスの良い広さをとることができました。(耐震性は若干落ちると思いますが)
カクダイの水栓
選定したのは、カクダイのボウルと水栓です。装飾が多いものは好みでは無く、なるべくシンプルなものを選びました。ボウルは特に説明する事がありませんが、水栓について少し説明します。
この水栓を選んだのは「形」に理由があります。
水栓の先にハンドルがついているところがポイントです。
手が濡れた状態で水を止める時に、ハンドルを伝って水滴が垂れてもボウル内に落ちるようになっています。
カウンターに垂れて跡になるのが嫌だったので、それを防ぐような形の水栓を選びました。
カウンターの素材はパイン集積材
手洗いカウンターはパイン集積材を使っていて、白のテーマからはズレますが、着色はしませんでした。お金もかかりますし。
ただし、天板部分は水はね対策にウレタンコーディングをしており、お手入れもしやすいような工夫をしました。
ちなみに、カウンター下の空間には棚をつけて、トイレットペーパーなどの備品を収納できるようにしています。
2Fトイレ・手洗い
2Fのトイレと、手洗いをまとめて紹介です。
仕様
床 : サニタリーフロア(アトムワイド455)
窓 : APW430(FIX) / YKKAP
便器 : ZJ(タンク式・手洗い無し) / TOTO
ペーパーホルダー : 型番SC-473 / KAWAJUN
手洗い : スタイリッシュカウンター / AICA
水栓 : 型番 / カクダイ
タオルバー : アイアン タオルバー / tree house
2Fのトイレは費用を抑えるためにタンク式にしました。手洗いの無いシンプルなタイプです。
便器で見栄を張るのは1Fのトイレだけで良いかなという考えです。
1Fのネオレストと、座り心地やウォシュレットの感覚などを比べると、質がぜんぜん違いました。値段の差をもろに感じました。
スライドショー
窓が付いていますが、明かり取りのためですのでFIX窓です。
トイレの奥にある棚は、工務店の造作収納になっています。
棚上部もフタがぱかっと開いて、収納ができるようになっています。
こだわり
トイレを出たところにある手洗いです。
ここではAICAのスタイリッシュカウンターを採用しています。
ボウル部分とカウンター部分が綺麗につながっているところがポイントです。
AICA公式サイトより引用です。
カウンターとボウルの継ぎ目が目立たない人工大理石ラバトリーボウルをシームレス加工で一体納まり加工したカウンターです。天板とボウル間の継ぎ目が目立たず、段差がないので、カビの発生や雑菌の繁殖原因にもなる汚れ溜まりができません。
見た目も綺麗でカッコよく、掃除もしやすいのでこれはおすすめです。
ちなみに、水栓は1Fトイレの手洗いと同様のものを採用しています。
仕様頻度は少ないですが、2Fに手洗いがあると何かと便利なんですよね。
後悔ポイント
そこまで大きな後悔ではありませんが、以下のとおり2つあります。
- 1F手洗いの位置
- 床材の色
1F手洗いの位置
1Fのトイレ内に造作の手洗いを設置しているのですが、ドアの外側に配置してもよかったかなと思いました。
理由は、帰宅してすぐに手洗いがしやすくなるのではないかと考えたからです。
現在は、リビングを抜けて洗面所で洗うか、キッチンのシンクで手を洗っています。(気分で変わる笑)
間取りを考える時点でこの動線は想定していましたが、後になってからトイレの外に手洗いを設置するという手もある事に気づきました。
衛生面で考えると、持ち帰ってきた菌やウイルスを家の中で広げないために、なるべく早いタイミングで手を洗うべきですからね。
床材の色
サニタリーフロアの色をグレーにしても良かったかなと思いました。
そう思ったのは、仕様を決定した後のタイミングで、グレーの床材を使っているお宅(完成見学会)を見た事がきっかけでした。
「トイレは白」からはズレてしまいますが、もう少し落ち着いた雰囲気にできたのでは?という気がしています。
建材の色はイメージで決めていくしかないので、これから家を建てる方は、実物例が見られる完成見学会にたくさん足を運んでみるのがおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
トイレは用を足すだけで、長くいる場所ではありません、
が、それゆえに気持ちよくいられる空間にしたいという思いがあり、素敵な空間に仕上がりました。
トイレの照明をお気に入りのものにするのはなかなか良い方法かと思います。
これから家を建てる方の参考になれば幸いです。
後まで読んでいただきありがとうございました。
素敵なマイホーム生活を!