どうも、しんば(@shimbakone)です。
今回は、Googleスプレッドシート上で動作する「SwitchBot温湿度計のCSVデータからグラフを作成するツール」を作ったので公開します。
かなりニッチな需要だとは思いますが、興味のある方は読んでみてください。
ツールの紹介と、使い方を簡単に紹介しています。
それではいってみましょう!
ツールはこちら
ツールはこちらのURLからどうぞ。(Googleスプレッドシートが開きます)
まずはシート内の「使い方」を読んでください。中にある、
- シートの説明
- 仕様
- 注意点
この3つを読めばOKですので、その後は「グラフ作成手順」に従って操作してみてください。
[ac-box01 title=”アップデート情報”]
2021/08/01 ver2公開
・日単位グラフ追加
・日付自動表示(グラフ外)追加
2021/07/30 ver1公開
[/ac-box01]
ツールの目的
家の温湿度をモニタできる便利なデバイスが「SwitchBot温湿度計」です。
このようにSwitchBotアプリで温湿度のグラフを見ることができます。しかし、
- 表示範囲でグラフの縦軸が変化して見にくい
- 複数の温湿度計のグラフを重ねて比較ができない
- 絶対湿度も見たい
と、不満点があったので、このあたりを解消できるものを作成しました。
どんなツール?
どんなものかを一言でいえば
CSVファイルのデータを貼り付けるだけで、グラフを作成してくれるツール
です。
なるべく楽をしてグラフ化をしたいので、ユーザーが行う作業としてはCSVファイルの中身をコピー&ペーストするだけでOKなツールになっています。
3種類のグラフが作れる
作成されるグラフは、
- 温度(℃)
- 相対湿度(%)
- 絶対湿度(g/㎥)
の3種類です。アプリでは表示されない絶対湿度も表示できます。
(絶対湿度の計算式はこちらページを参考にさせていただきました)
温湿度計を3箇所まで重ねて表示
複数のグラフを「重ねて表示する」機能です。この画像では、外気、1F、2Fの3種類を重ねています。
縦軸と横軸が揃うので、温湿度の比較が容易になります。
1ヶ月分をグラフ化
1ヶ月分(1〜31日)のデータをグラフ化できるようにしています。そのため、日、週単位では対応していません。(2021/8/1 日単位に対応しました。)
1ヶ月分が、グラフ化をして比較するのに、丁度よい期間かなと思います。
また、グラフ描画の仕様上、どの月でも横軸に31日まで表示がされます。
使い方
詳しい使い方は、スプレッドシート内に記載してありますので、まずはざっくりとして流れだけを紹介します。
- SwitchBotアプリからCSVファイルをPCに保存
- CSVファイルの中から、対象の月だけをコピー
- Googleスプレッドシートへペースト(貼付)
- 自動的にグラフ完成
難しい作業はしていないので安心してください。
PCとGoogleのアカウントがあれば使えます。
やりたかったけどできなかったこと
いいわけです(笑)
グラフに年月の自動挿入
グラフのスクリーンショットをとって、活用してもらうつもりなのですが、グラフ化したデータに年月が表示されていないと、後から見返した時に分かりづらいと思います。
グラフ上に、対象の年月を自動で表示させたかったのですが、うまい方法が浮かばす実装していません。
※このグラフは、今回紹介しているツールではなく、Numbersで作ったグラフです。
おわり
「自宅の温湿度をわかりやすく可視化したい」という目的で作ってみたツールです。
SwitchBotで自宅のログをとっているのはほんの一部の方だけだと思いますが、そういった方の役に立てたら嬉しいです。
自宅の温熱環境の改善や、グラフを発信することで、これから家を建てる方が温熱に興味を持ってもらえれば嬉しいです。
今回はPCのOSを気にせず使えるようにと、Googleスプレッドシートで作成しましたが、もっとスマートなグラフ化の仕組みがあるかもしれません。あるいは、どなたかが本格的なwebアプリなんかを開発してくれる方がいたら良いなあと思っています(他力本願)。
例えば、複数のCSVファイルをアップロードするだけで、自動的に月も判別して、年単位、月単位、週単位、日単位で、このツールのようなグラフが作れたら、便利ですよね?(他力本願)
使ってみた感想や、不具合やもっとこうして欲しいなど、なにかあれば問い合わせかTwitterなどから連絡をいただけると嬉しいです。
(今後あるかはわかりませんが、バージョンアップするかもしれません)
それでは。