どうも、しんばです。
今回は「Nature Remo mini」というスマートリモコンについての記事です。
- どんな経緯で導入したのか
- どんな使い方をしているのか
などを書いてみようと思います。
それではいってみましょう。
Nature Remo miniとは?
スマートホームを手軽に。進化したリモコン。
Nature Remo(ネイチャーリモ)は、お持ちの家電をスマートフォンでから操作できる進化したリモコンです。
赤外線方式のリモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用接続が可能。スマートフォンで外出先から家電の操作ができるほか、スマートスピーカーと連携することで、お持ちの既存の家電を声で操作することができるようになります。(Nature Remo mini公式ページより)
スマホから、赤外線リモコン対応の家電を操作できるというアイテムです。
仕組みはこんなイメージ。
スマホとNature Remoはインターネット経由(Nature Remoのサーバを介して)でつながる形です。※サーバ障害が起こるとRemoが使えなくなることが過去にありました。
「Nature Remo」本体から赤外線の信号が出るので、赤外線の届く範囲内に「家電」を設置する必要があります。
対応する家電は多様で、エアコン、テレビなど幅広い家電を操作できます。
IoT(Internet of Things)に対応していない家電もIoT化ができるというわけですね。
なぜこれを導入したのか?
我が家では小屋裏エアコンというものを採用しており、夏はとっても快適に過ごすことができます。しかし、1つ問題点がありました。
それは「小屋裏に登ってエアコン操作をするのが面倒くさい」ということです。
なぜなら、天井蓋を開けて、階段を降ろして、小屋裏まで登ってエアコンのスイッチを押すという手間が非常に煩わしいからです。
これから換気システムの掃除を。
小屋裏へ侵入。
こういう仕掛けはちょっとしたロマンがあります笑 pic.twitter.com/FYnIVAx29G
— しんば@家づくりブログ (@shimbakone) February 6, 2021
こんな形で登っていくのですが、やはり、面倒くさいのです。
夏は小屋裏エアコンをつけっぱなしにしており操作不要ですので、そこまで問題ではありません。
我が家の設計上、1Fの暖気が2Fに登りづらく、就寝時には小屋裏暖房が必要になります。
こういった悩みを解決してくれたのが、Nature Remoです。
通常モデルとminiの違い
ちなみに、Nature Remoには通常のモデルと、その廉価版のminiというモデルがあります。我が家で採用しているのはミニマムな機能の「mini」。
これらの機能としての大きな違いは、オートメーションを設定する際の条件項目かなと思います。
※オートメーションとは(詳しくは後述しますが)家電の操作を自動化する機能です。
購入当時はオートメーションの機能はよく知らず、遠隔操作だけできれば良かったので、価格が一番お手頃な「mini」を選びました。
使ってみてどうだった?
小屋裏空間にRemo miniを設置することで、小屋裏エアコンの遠隔操作が可能になりました。スマホのアプリ上で簡単に操作ができるのでかなり便利です。
エアコンで操作可能な項目
- 電源:ON/OFF
- 運転モード:暖房、冷房、除湿、送風
- 設定温度:0.5刻み
- 風量:1~4、AUTO
- 風向き:1〜5、Swing、AUTO
アプリ上でこれだけの操作ができるので、非常に満足しています。
当初の目的は問題なく達成できました。
大きな音を立てながら階段を下ろす必要がなくなったので、子どもが昼寝をしていても、気にせずにエアコン操作ができるようになりました。
外出先からも操作できるので、エアコンの消し忘れとかにも対応できそうです。
使ってみて便利に気づいたのが
「オートメーションと呼ばれる家電操作の自動化」です。
これが本当に便利でした。
具体的にはアプリで設定した条件を満たすと自動で家電ON/OFFの操作ができます。
例えば、エアコンであれば、「室温が指定した温度になると、運転モードや設定温度、風量などの指定して電源をON」という具合です。
miniは温度センサーのみなので、小屋裏の温度を起動条件として設定することができます。
例えば、冬の設定
冬に、小屋裏エアコンで暖房をする場合のオートメーション設定を紹介します。
やりたいこと
- 夜〜朝(19時〜6時)の時間帯で
- 小屋裏の温度が23度以下になった時
- 小屋裏エアコンを24度の暖房、風量オートでON
これをオートメーション機能で実現するためには、このような設定をしています。
設定
トリガー:温度が23度以下になったら
トリガー:毎日19:00〜6:00
家電操作:3Fエアコン 暖房,24度,風量AUTO
Remoアプリでの設定は画面はこんな感じです。
冬は小屋裏(外気を小屋裏で取り込んでいるため、熱交換してはいるものの)温度が20度を下回っていることが多いので、設定時間になればすぐに暖房が付きます。
こうすることで、我が家の場合、20時頃には2Fの居室が22度くらいには温まります。
また、この設定だけでは運転ONしか動作しないため、次のような設定でOFFにするところまで自動化しています。
設定
トリガー 毎日6:00
家電操作:3Fエアコン 電源を切る
こうすることで、朝6時には運転が停止します。
冬場にはこの2つのオートメーションをONにするだけで、夜間のエアコン操作を完全に自動化する事ができるので非常に楽です。
リビングにもRemo miniを置いています
実は我が家にはもう1台Remo miniがあります(公式のtwitterプレゼント企画で当選)。
リビングのリモコンニッチに設置しており、これでリビングエアコンとテレビの操作ができるようにしています。
テレビに関して
は、スマホから操作する機会は少ないのであまり使いません。
ですが、「部屋からリモコンを無くしてすっきりさせたい」という方には良いかもれませんね。ミニマリストという観点でもおすすめなアイテムです。
リビングエアコン
は、小屋裏エアコンと同様に室温管理のために自動化をしています。
スマホのアプリ上で、設置している箇所の現時点の温度が表示されるので、温度確認にも使えます。
おわり
というわけで、スマートリモコン「Nature Remo mini」を紹介しました。
- 小屋裏エアコンの操作をスマホで行いたい人
- エアコンの運転を自動化したい人
- リモコンを無くしてすっきりさせたい人
にはぴったりなアイテムだと思います。
他にも、照明やオーディオなどいろいろな使い方がありますので、自分の生活にあった使い方を考えてみるのも面白そうです。
ちなみに、今回の記事を書くにあたって少しweb上で調べてみたら、Nature Remoを床下エアコンの操作に利用されている方を見つけました。似たようなことを考える方がいるなあと面白かったです。
それでは。