PR

【ミーレの衣類乾燥機T1】仕上がり(乾燥レベル)設定を比較検証してみた

どうも、しんば(@shimbakone)です。

ミーレの衣類乾燥機には仕上がり(乾燥レベル)が設定できるようになっています。

エクストラドライ、ノーマルプラス、ノーマル…と、7段階ほどあります。たくさんあってどれを選べばよいのか迷ってしまいます。

  • 設定を変えるとどの程度仕上がりが変わってくるのか?
  • 電気代や乾燥時間はどのくらいになるのか?
  • 設定の使い分けはどうすればよい?

こんな疑問に答えるためにそれぞれの乾燥レベルの検証を行いました。

それではいってみましょう。

もくじ

検証してみた

検証する乾燥レベル

ミーレの衣類乾燥機には、仕上がりの乾燥レベルが設定できます。水分センサーを搭載しているので、どの程度まで乾かすのかを選べるんですね。

ミーレ社の洗濯に対するこだわりを感じられますね

我が家でいつも使っているのは「コットンプログラム」ですので、このプログラムで選ぶことができるものを実際に運転して検証してみます。

設定できる仕上がりは以下のとおりです。

  • エクストラドライ
  • ノーマルプラス
  • ノーマル
  • スライトリードライ
  • ハンドアイロン
  • ハンドアイロン
  • マシンアイロン

(うえに行くほどしっかり乾燥する)

青色の仕上がりは、半乾きにして追加処理(アイロンなど)をするためのもの

今回の調査では、普段使いを想定して(乾燥機だけで乾燥を終わらせたいので)「エクストラドライ〜スライトリードライの4種類」が対象です。

乾燥させるもの

乾燥にかけるものは以下です。

  • フェイスタオル(薄手) 15枚
  • バスタオル(ふつう) 3枚
  • ふきん 5枚

※乾いた状態で2kgほどの重さでした

これらを水でしっかり濡らした後に、洗濯機で脱水したものを乾燥機にかけていきます。

洗濯機の脱水の設定は、

回転数:1200rpm(1分あたり1200回転する)

で、10分ほど脱水します。

いつも洗濯機で使っているプログラム(コットン)と、同じ回転数としました。

ちなみに、脱水直後(濡れた状態)のタオル類の重さは合計3.8kgでした。

検証手順

乾燥させる前

仕上がりの設定を変えながら、以下を4回繰り返します。

  1. 濡らす
  2. 洗濯機で脱水
  3. 乾燥機にかける
  4. 触って確認

乾燥させた後

検証内容

調べる内容は以下のとおりです。

  • 乾燥の具合
  • 乾燥時間
  • 消費電力

の3つを調べてみました。

乾燥具合は、私の主観になりますが、直接触った感覚で乾き具合を比較します。

消費電力はHEMSから取得します。

検証結果

まず先に結果を図にまとめました。

乾燥後の重さが0.1kgの単位で変わらないことから、湿気をどれだけ残すのかというかなり高度な調整ができるようです。

それぞれの検証結果

乾燥後、すぐにタオルを取り出して、触って乾燥具合を確認しました。どの設定でも乾燥直後なので温かかったです。

スライトリードライ

乾燥機から取り出すと、ほぼ乾いていました。

しかし、うっすら水分を感じる場所がところどころありました。「濡れている」というよりは「湿気ている」ような感じです。

薄い生地なので端が折れてしまっている

少し気になったのは、フェイスタオルの端が折れて重なっている部分がまだ湿っているような感覚がありました。

一番水分を残しているので、乾燥時間も消費電力も少なく済んでいます。

ノーマル

乾き具合は、特に問題が無いレベルでした。

スライトリードライと比べて乾き残しはありませんでしたし、(スライトリードライでの)端が折れて乾きにくい部分も、問題なく乾いていました。

乾燥機のドアをあけた時に、むわっと湿気た温かい空気が出てくるのを感じました。ほどよいレベルで乾燥させているのがわかります。

ノーマルプラス

乾き具合はノーマルと大差なかったですが、時間や消費電力はこちらのほうが多少大きくなっています。すぐに取り出した時の肌感覚ではあまり違いはわからなかったです。

ドアを開けた直後、空気の湿気具合も違いはわからなかったですね。

今回の実験では大差はなかったですが、ノーマルと違いは後述します。

エクストラドライ

乾燥具合は一番しっかり乾燥していました。他のプログラムと比べて、ドアを開けたときの空気の湿気も感じなかったほどです。

が、乾燥しすぎでもなく、水分がしっかり飛んでいる印象です。

その分、時間や消費電力は一番多かったですね。

どのプログラムを使えば良い?

結局、知りたいのはこれですよね。

今回の検証結果から言えば、「ノーマル」で良いかと思います。

理由は、乾き具合とコストのバランスが良さそうだからです。

ただし、使い方により「ノーマルプラス」が良い場合もあります。

ポイントは「衣類を取り出すまでの時間が短いか長いか」です。

ここを解説します。

ノーマルプラスがおすすめな人とは?

寝る前に乾燥機をかけて、翌朝、衣類を取り出す人

理由は、我が家の体験からになりますが、「ノーマル」で乾燥させた場合、翌朝取り出すと衣類が若干湿気たままになってしまうからです。「ノーマルプラス」ではこのようなことは一度もなかったです。

あれ?検証結果ではノーマルだと、衣類に乾き残しはなかったはずでは?と思う方がいるかもしれません。

これについては、衣類が温かいうちに、乾燥機から取り出しておくことで、自然乾燥しやすいことが影響していると思われます。

検証では、運転終了後の一番熱を持っているタイミングで衣類を取り出しているので、かなり乾きやすい状態だったと言えます。そして、1枚1枚触って確認しているうちにすぐに湿気が乾いて、あまり気にならなかったのでしょう。

湿気をうっすら残す設定(スライトリードライ、ノーマル)は、運転後すぐに取り出して自然乾燥を利用する使い方を想定していると感じます。

ということで結論

まとめると以下のとおりです。

温かいうちに取り出す → ノーマル

朝まで衣類をを取り出さない → ノーマルプラス

このような使い方が良いのかなと思います。

「朝までうっすら湿気た衣類が乾燥機の中にある」が気にならないのであれば、ノーマルで問題ないかと思います。

今回の検証では、タオル類だけしか乾燥させませんでした。他の衣類も入れた場合はノーマルだと若干湿気が残るかもしれませんね。

乾燥時の庫内は75℃ほどまで高温になるようですし、カビなどは死滅していると思われますので、朝まで湿気が庫内にあったとしても、すぐにカビるようなことはないと思います。

まとめ

今回は、乾燥レベルの検証をしてみました。

結論としては、日常使いであれば、「ノーマル」or「ノーマルプラス」が、仕上がり・コスパ的に良さそうです。

温かいうちに取り出す → ノーマル

取り出すまでに時間がかかる → ノーマルプラス

このような使い分けをすれば良いと思います。

両者の消費電力や乾燥時間がそこまで大きく差が開かなかったので、あまり気にせずに使っていこうと思いました。

それでは。

あわせて読みたい
【レビュー】Miele(ミーレ)の洗濯機・乾燥機(W1・T1)を3ヶ月使ってみた【導入費用も公開】 ミーレの洗濯機・乾燥機を1ヶ月程使ってみた感想を記事にしました。良いところ、悪いところを合わせて紹介します。導入にかかった費用も公開しています。
あわせて読みたい
【乾太くん一強時代の終了?】ミーレの衣類乾燥機(T1)がおすすめ【オール電化でもOK】 オール電化では「乾太くん」が使えません。そこでミーレの衣類乾燥機T1と「乾太くん」を比較検証しました。長期間使うのであればミーレの衣類乾燥機 T1をおすすめする理由が理解できます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ
閉じる