どうも、しんば(@shimbakone)です。
今回は2020年度(4月〜3月)1年間分の、我が家の光熱費を公開します。
入居をしてから2年目の年度になります。
- 電気代
- ガス代
- 太陽光発電売電額
をまとめています。
我が家の性能・仕様や住まい方なども紹介していますので、どのような生活環境で、どれだけの光熱費がかかるのかがわかると思います。
それではいってみましょう!
ちなみに1年前に書いた2019年度の光熱費はこちらです。

光熱費の総額:135,906円
電気代とガス代の1年間分は…
135,906 円です!
内訳は以下の通りになっています。
電気代 | 104,758 円 |
---|---|
ガス代 | 31,148 円 |
1ヶ月平均にすると、
- 電気代 8,730円
- ガス代 2,595円
- 合計 11,325円
となります。
では、電気とガスの内訳を詳しく見ていきたいのですが、その前に我が家の性能や過ごし方を解説しておきます。
光熱費だけを公開してもあまりそれ自体には意味がないな、と思っていて、
- どんな家の性能
- どのような住まい方か
といった部分も一緒に提示することによってはじめて意味がある情報になると思うからです。
性能とかは興味ないから、とりあえず電気代を見たい!という方はこちらからジャンプ!
我が家の性能・仕様
ということで、簡単に我が家の性能・設備を紹介します。
ざっくりまとめると以下のとおりです。
- 木造2階建て(延床面積44坪)
- Ua値:0.46 (HEAT20 G2 6地域)
- C値:0.27
- ダクト式第一種熱交換換気システム
- 太陽光発電 6.1kw(余剰買取)
- エアコン2台だけで全館空調
光熱費に影響する要素ってもっとたくさんあるのですが、書きすぎてもよくわからないので主要な部分のピックアップしました。

住まい方
基本的な考え方としては、
快適・健康に省エネで暮らす
なんですが、これだと言いたいことを端折りすぎているのでもう少し書くと、
- 家中を一定の温度・湿度に保ち
- ストレスのない健康な温熱環境で
- 便利家電を使って
- 無理しない程度の省エネで暮らす
といったニュアンスですね。
光熱費についてはなるべく低いほうが良いですが、暑さ寒さを我慢してまで光熱費を削減しようというわけではありません。
快適な環境は健康・精神へ投資だと考えているので快適性は求めていくスタイルです。
生活の様子
光熱費に関わりそうな要素も簡単に紹介しておきます。
- 夫婦と子ども2人(2才と0才)の4人家族
- 4月〜6月 日中は妻と長女が家にいる
- 7月〜3月 子どもが生まれ育休取得で4人がずっと家にいる
- 食洗機は毎日深夜に1回だけ運転
- 衣類乾燥機(ヒートポンプ式)を毎日運転
- 毎日お風呂はお湯を貼る
- 給湯器はエコワン(電気+ガス)
- 住んでいるのは静岡県(省エネ区分 6地域)
目標としている温熱環境
冬と夏はそれぞれこのような温度を目指して冷暖房・加湿をしています。
冬
- 温度 23℃〜24℃
- 湿度 50%〜47% (絶対湿度:10〜11g/m3)
夏
- 温度 26℃〜27℃
- 湿度 60%〜50% (絶対湿度:14〜15g/m3)
※夏場の湿度はうろおぼえです…(去年の記事もそうだったんで次年度はしっかり記録したいと思います)
空調について
上述の温湿度を保つためには、エアコンでの冷暖房除湿が必要になります。我が家はエアコン2台(リビングと小屋裏)を利用します。
夏と冬でそれぞれ主に使うエアコンが異なります。
小屋裏エアコン(10畳用)を利用し小屋裏から冷えた空気を2F→1Fへ降ろしてくることで、家全体を冷やします。
リビングエアコン(10畳用)を利用し、1F→2Fへと温かい空気が上昇していくことで、家全体を温めます。
実際に生活をしてみると、エアコン2台を稼働させる場面があります。想定よりも熱の移動が少なく、1F、2Fで温度差が発生し目標とする温熱環境に届かなくなってしまうからです。間取り的に上下階の温度差が出やすい(吹き抜けが玄関空間しかない)ので、対のエアコンを使うことで解決しています。
我が家の生活環境がなんとなくイメージできたでしょうか。
では、電気代から見ていきましょう。
電気代:104,758円
1年間の電気代(買電)の年間の推移はこのようになりました。
我が家の電気代は、年間を通してだいたい5,000円〜10,000円くらいの帯に収まっています。(1月だけ例外に高いですが)
寒い時期の買電額が高めですね。これは季節によって
- 太陽光発電の自家消費のしやすさ
- 冷暖房負荷の大きさ
が異なるからだと推測されます。
夏は主に日中に冷房を行うので、太陽光の自家消費を使いやすいですが、冬は太陽光発電のできない夜間に暖房を行うことが多いので、自家消費しにくいです。よって買電額としては冬場のほうが大きくなりがちです。
あとは「外気温」と「快適な室温」の温度差が冬のほうが大きいので、それだけ暖房負荷がかかるためという事もあると思います。
ガス代:31,148円
下図のように年間を通じてほぼ一定の金額ですね。
我が家でガスを使うところは
- ガスコンロ
- エコワン(給湯器)
の2つだけです。
金額としては年間を通して大きな差はありませんが、使っているガスの量を見ると、6月が1.0Lで、2月が1.9Lと、約2倍の消費量です。にもかかわらず、ガス代が一定なのは、基本料金が2000円ほどで、従量課金(使った分だけ課金)の単価が400円程だからです。
昨年とほぼ同じような金額ですので、きっと来年も同じくらいかなと予想しています。
売電額:146,718円
最後に太陽光発電での売電額を紹介します。
以下のグラフは、年間の売電額の推移です。
我が家は余剰買取になっており、発電した分のうち使いきれなかった余りの電力を売る形になっています。(1kWhあたり26円)
一般的に、4・5月がもっとも売電が多い時期で、梅雨の時期では(曇って日光が取れないので)一旦発電量は下がります。また8月頃には天気が回復し、発電量が増えていきます。そして、冬になると日射角度・日射時間が小さくなるので発電量が落ちてしまいます。
我が家のグラフを見ると、一般論のとおりに発電をしてくれていることがわかります。
まとめ
ということで今回は2020年度の「1年間分の光熱費」をまとめました。
最終的に合計をすると下表のようになります。
電気代 | 104,758 円 |
---|---|
ガス代 | 31,148 円 |
太陽光発電売電 | 146,718 円 |
差し引き | +10,812 円 |
10,812円のプラスになりました。
(プラスと言っていますが、太陽光発電は160万円ほどでつけていますから、電気代の先払いみたいな感じはしますけど)
我が家の家の性能や、住まい方で、この程度の光熱費で過ごすことができています。
私は「温度湿度を維持することは、健康への投資」と考えています。
環境の面で健康が維持しやすくなれば、医療費の削減や寝込む時間が不要になるので、生活の質が大きく向上するはずです。保育園で風邪をもらってくる以外は、子どもも元気に過ごしています。
これから家を建てる方の参考になれば嬉しいです。
それでは。

参考:消費エネルギーで見てみる
金額ではなく、消費エネルギーという視点で光熱費を分解してみます。
電気
以下の図は、HEMSから取得した総消費電力の推移です。「太陽光発電による自家消費分」と「買電分」の合計電力です。
こちらのグラフからは
- 夏は自家消費の割合が大きめで、冬は買電の割合が大きくなる
- 夏よりも冬のほうが総使用電力が大きい
と、電気代の項目で考察した内容と同じです。
省エネの観点から言えば、なるべく冬向けの建物設計をすると冬の光熱費の高騰を抑えられそうです。
高気密高断熱を指南する本の中でも「冬を旨とすべし」と書かれている事が多いです。
回路別の内訳
では、消費電力をもう少し分解してみます。
こちらのグラフはHEMSから取得した月毎・回路別の消費電力になっています。
青系がエアコン、ピンクが給湯器、黄色系が主要3家電、緑が換気システム、灰色はその他です。
去年も同じようなものでしたが
- 夏冬の冷暖房費(青系)は月の半分を占めること
- 冬の給湯器が消費電力多めになること
- それ以外の消費電力は年間をとおしてあまり変化はない
こうやって可視化してみると、どこにどれだけ電気を使っているかがわかりやすいですね。
エネルギー上の収支は?
金額的には光熱費がプラスになった我が家ですが、エネルギー的はどうでしょうか。
- 年間の総消費電力:6,519kWh
- 太陽光発電の総発電量:7,860kWh
- ガス使用量:16.4 m3
電気とガスがあるので、kcalで単位を変換してみます。
- 電気 :5,606,340 kcal (6,519kWh × 860)
- ガス : 393,600 kcal (16.4m3 × 24,000)
- 消費合計:5,999,940 kcal
- 発電 :6,759,600 kcal (7,860kWh × 860)
ということで、カロリー計算上は、消費エネルギーより創ったエネルギー(発電)の方が大きい結果になりました。
ZEHの計算はよくわかりませんが、家電などの消費を含まない計算をするZEHではなく、リアルZEHと呼んで良いでしょうか。
発電量を増やして消費を賄うのではなく、「建物の性能を高めてそもそもの消費を減らしていくこと」が、私は時代に合っていると考えています。