どうも、しんば(@shimbakone)です。
今回は健康のお話です。
歯の資産価値は3000万と言われるほど大事なものですが、日本人は歯のケアに関しては意識が薄いと言われています。歯の後進国だと言われたりもしていますよね(家の断熱もね)。
今回は、私が行っているデンタルケアを紹介します。正解があるものではないですが、デンタルケアに興味を持つきっかけになると嬉しいです。
それではいってみましょう。
意識していること
私の歯に対する意識・認識としては以下のとおりです。
- 死ぬまで歯を残して、食べ物を美味しく食べたい
- 歯の疾患は、全身の病気を引き起こすもの
- 歯の病気にならないように「予防」を重視
- 歯科医は予防(検診・クリーニング)で行くもの
こんなことを考えながらデンタルケアをしています。
冒頭のとおり日本人は諸外国と比べて歯への意識が低いとも言われるので、より意識的に考えるようにしています。
歯の健康は高齢になった時の生活の質に大きく影響するため、厚労省や日本歯科医師会が「8020運動」(80歳になっても20本以上歯を保とう)を呼びかけてたりもしますね。
毎日のルーティン
では、本題。私が毎日やっていることは以下の組み合わせです。
- 歯磨き
- フロス
- キシリトールガム
- マウスウォッシュ
そして、1日のルーティンはこんな感じです。
- 起床後:歯磨き
- 朝食後:ガム、フロス、歯磨き、マウスウォッシュ
- 昼食後:フロス、ガム
- 夕食後:ガム
- 就寝前:フロス、歯磨き、マウスウォッシュ
意識しているのは「プラーク(歯垢)をなるべく発生させないこと」です。
※プラークは細菌の塊です
2、3日時間が経つとプラークは、歯石になり、そして歯周病の原因になります。歯周病は全身の疾患(認知症、脳梗塞、糖尿病、心臓疾患など)を引き起こすことがわかってきているため、その根本的な原因であるプラークを徹底的に抑えるというところを重視しています。
では1日の流れを解説します。
①起床後:歯磨き
起きた直後に歯磨きをします。使っているのは、オーラルB(電動歯ブラシ)です。
振動ではなく、ブラシが回転するので、プラークがしっかり落ちます。
寝起きの直後は、口内環境が最悪らしいです。睡眠中の唾液分泌が減ること、口が空いたままになってしまうことなどにより、細菌の数が爆発的に増えているようです。「寝る前にしっかり歯磨きをしよう」と言われるのは、このためなんですね。
寝ている間に増えた細菌を綺麗にするのが目的です。
なので、朝起きてからは、水や唾を飲み込む前に、歯磨きをするようにしています。
デンタルケアをしっかりやるようになってからは、寝起きでも歯のざらざら(プラーク)がかなり軽減しました。朝の口内の様子でデンタルケアがちゃんとできているかの確認をしています。
使っている歯磨き粉は、ジェルコートFというジェル状のもの。これまで使ってきた中で一番刺激が少ないです。若干スースーしますが、寝起きすぐに磨けば、朝食までにはスースー感がなくなりますので、気にせずに食事ができます。
②朝食後:ガム、フロス、歯磨き、マウスウォッシュ
キシリトールガム
朝食をとったあとは、なるべく時間を置かず、すぐにキシリトールガムを噛みます。歯科専用でキシリトール以外の甘味料が入っていないものを選んでいます。
ガムを噛むことで、唾液が分泌され歯の汚れが取れやすくなります。また、その唾液と合わせて、キシリトールが歯の再石灰化を促進させ、歯を強くします。
だいたい5分〜10分程度噛んでいる間に、食事の片付けや朝の身支度、子どもの世話などできそうなことをしてしまいます。(子育て世帯の朝は時間との勝負!)
歯磨き
食後の歯磨きは、ふつうの歯ブラシで軽く磨きます。
寝起きの歯磨き(電動歯ブラシ)でプラークは落としているはずなので、食後の歯磨きの目的は食べ物カスを落とすことです。
よって、ささっと軽く磨くだけにしています。時間がない時には、これを省略することもあります。(ガムやフロスである程度、食べ物カスが落ちるので)
フロス
歯と歯の間の汚れをとります。使っているはF字型のフロスです。
歯磨きをしても取れない歯の間のプラークを取ることが一番の目的です。
有益なデンタルトークを音声配信されている歯科医、myデンティスト(@ZnDtke)さんは「フロスをすることは最大の自己投資」だと言っていました。
そうなんです。
フロスやらない人は歯ブラシだけじゃ70%程度しか磨けてないんですよね。
コツコツやるだけで歯医者で辛い思いしなくていいんです。私も歯を削らなくていいし。お互いハッピーなんですよね。— myデンティスト@Voicyパーソナリティ×スタエフSPP (@ZnDtke) January 30, 2020
マウスウォッシュ
最後の仕上げに使っているのはコンクールFという液体です。
イソジンみたいに、水で薄めてうがいをします。刺激がほとんどなく、水に数滴垂らすだけでOKなので、かなり長い期間使えます。
効果は、細菌の抑制です。いわゆるガラガラうがいをすることで、舌や喉の奥まで液が届くようにしています。
③昼食後:フロス、ガム
昼食はフロスと、キシリトールガムだけです。昼は軽めのケアにしています。
朝しっかりデンタルケアをしておけば(間食もしないようにする)、昼の時点で口の中のプラークはそこまで増えていません。
ガムを噛むようになってから、プラークがかなり抑制されるようになりました。歯がつるつるしているのを感じるので、唾液とキシリトールの効果を実感しています。
④夕食後:ガム
夕食の後は、とりあえずキシリトールガムだけを噛みます。
夕食の片付けや子どもたちをお風呂にいれなければならないので、ゆっくりしている時間がありません。ガムであれば噛みながら他のことができます。
⑤就寝前:フロス、歯磨き、マウスウォッシュ
やっていることは特に変わりないですが、寝る前なので1日で溜まったプラークをしっかり落とします。
翌朝気持ちよく起きるために丁寧に磨きます。
まとめ
1日のルーティンを以下の表にまとめました。
フロス | ガム | 歯磨き | マウスウォッシュ | |
起床後 | ○ | |||
朝食後 | ○ | ○ | ○ | ○ |
昼食後 | ○ | ○ | ||
夕食後 | ○ | |||
就寝前 | ○ | ○ | ○ |
現時点の私の生活スタイルに合わせた組み合わせですが、これが完成形というわけではないです。生活に合わせていくことが大事だと思うので、生活スタイルが変われば、ケアもそれに合わせて変えていくと思います。
また、デンタルケアの知識も増えていけば、タイミングや使うアイテムも変わっていきます。例えば、10年くらい前は、「フロス・電動歯ブラシ・デンタルリンス」を使っていましたが、今は上記のとおりに変わっています。
私は、80歳で28本の歯を残したいと考えていますので、今後もデンタルケアは続けていく予定です。
歯のことを詳しく知りたいという方のために、こちらの本を紹介しておきます。
網羅的にまとまっていておすすめですよ。
それでは。