PR

家のWiFiを「メッシュWiFi」×「IPv6プラス」にしたら快適すぎた

どうも、しんば(@shimbakone)です。

家のインターネット環境をアップデートしたので、記事にまとめみました。

我が家が抱えていた悩みはこんなものです。

  • 戸建てに住んでいて、WiFiの電波環境が不安定
  • iPad→AppleTV→TVで動画ストリーミング視聴中に接続が途切れてストレス

選んだ機器やその後の環境をまとめましたので、今後ルーター類を買い換える方の参考になればと思います。

もくじ

メッシュWiFi+IPv6で解決!

我が家の悩みは、インターネット回線を安定させること、そして速度が低下しないようにできれば悩みは解決します。

そのための解決手段として、私が導入しようと考えたのは以下の2つの技術です。

  • メッシュWiFi(電波の安定)
  • IPv6(回線の混雑解消)

メッシュWiFiで電波の安定

不安定な電波を改善したいのが大きな目的なので、「メッシュWiFi」を導入しようと考えました。

メッシュWiFiとは

複数のルータを設置して電波を広く、厚くし、通信を安定させることができるWiFiの技術です。

中継機との違いなど、詳しくはこちらで解説されています。

もともと使っていた、AppleのAirMac Extreme2台からメッシュWiFiに対応したルータに買い換えることにしました。(自宅は木造2階建ての延床44坪ほどです)

メッシュWiFiは、接続端末の数が増えても速度低下が起きにくいようです。スマートホーム化が進んでいくことを考えると、WiFiに接続する端末が増えていくのは明らかですよね。そういった意味でもメッシュWiFiにしておこうかなと感じました。

気になって、数えてみたら意外と多くをWiFiに接続していました。

iPhone、Apple Watch、MacBookPro、iPad、AVアンプ、Apple TV、給湯器、HEMS、SwitichBot系、洗濯機、乾燥機…など

IPv6で回線の混雑解消

せっかくルータを新しくするなら、「IPv6」に対応させることにしました。

IPv6とはざっくりですが、「回線が混みにくくなる新しい通信方式」という理解で良いかと思います。

IPv6を利用するには2つの条件があり、

  1. プロバイダが対応している
  2. 対応したルータを使う

これらを満たさないといけません。

(※厳密にはIPv6に対応したwebサイトでなければいけないということもあります)

ちょうどプロバイダが対応していた

我が家のインターネットプロバイダは、「@スマート光」(4,730円/月)なんですが、ちょうど2021年6月からIPv6プラス(IPv6 IPOE接続サービス)を開始しました。(しかもこのオプション料金は無料!)

IPv6プラス(IPv6 IPOE接続サービス)とは

これまでの通信方式(IPv4)に比べ、回線が混雑しにくい通信方式IPv6上で、IPv4とIPv6の両方の通信ができるサービスです。

※詳しくはこちらで解説されていますので読んでみてください。

ということで、あとはIPv6に対応したルータを用意すれば、大丈夫だということがわかりました。

選んだ機器

インターネットで下調べをするとTP-LINKのメッシュWiFiが安価で良さそうだということがわかりました。そんなわけで以下の2つを選びました。

  • Deco X20(メッシュWiFi)2個パック
  • Archer AX10(IPv6プラス対応のルータ)

価格は合計でで25,000円くらいでした。

Deco X20(メッシュWiFi)

メッシュWiFiとして2個入りのパックを選びました。

Deco X20を選んだ理由

  • 見た目がシンプルで好き
  • 価格安め(2個で2万円切る)
  • WiFi6対応

他のメッシュWiFiと比べると、価格が安めなのが良いですね。

セットアップも簡単に済みました。スマホアプリで指示にしたがって進んでいくだけでOKでした。

Archer AX10(IPv6対応)

IPv6に対応したルータとして選びました。

Archer AX10を選んだ理由

  • Deco X20と同じメーカーに揃えたかった
  • IPv6 IPOE接続サービス対応
  • 5000円台の価格

Deco X20だけではIPv6プラスに対応はしていないようだったので、ONUとメッシュWiFiの間につなぐIPv6プラス対応のルータが必要でした。

@スマート光のwebページでIPv6 IPOE接続サービス対応機器一覧に載っていたモデルなので安心して購入したのですが、後からよく確認したら公認されていたのは「AX10」ではなく「A10」という少し高いモデルでした。

とはいえ、AX10でも「v6プラス」の設定ができたので問題なしでした笑

こちらのIPv4/IPv6接続判定ページでIPv6での接続ができているのか確認できます。

ちゃんとIPv6で通信できているようですね

ネットワーク構成

接続はこのような形になりました。

ルータが2種類存在しているので、ネットワークも2つ存在しています。

  • WiFi 1 … 単独WiFi(高速通信用)
  • WiFi 2 … メッシュWiFi

電波状態・通信速度は変わった?

今回はWiFi環境を改善するという目的がありました。

結果は、電波も速度もかなり良くなりました

電波状態は安定感がすごい

WiFiの電波状況はかなり安定感を感じました。家の隅っこでもちゃんと速度が出ていました。

例えばこれまでは、子どもがPrime VideoをAppleTV経由で見ている時に、止まってしまったり、Airplayの接続が切れてしまうことがありました。

新しい環境にしてからは、そういったことが無く、快適にストリーミングが見れています。

同様にAmazon Musicによる音楽のストリーミングも途切れることなく聞けていますので、電波がかなり安定していることがわかります。

通信速度もはやくなった!

これまでが20〜100Mbpsだったのに比べて、常時100Mbps以上は出るようになりましたね。

この構成の場合は2つのルータを使っているので、2種類のネットワークがあります。

メッシュWiFi

Deco X20(メッシュWiFi)のネットワークでは、家のどこでも場所を気にせず安定して通信ができるようになりました。

家中のスマートホーム系のデバイスなども含めて、すべてをこちらのネットワークに接続しています。

単独WiFi(高速通信用)

一方、Archer AX10(IPv6対応ルータ)のネットワークでは、離れすぎると不安定になるというデメリットがありますが、しっかり電波が届く位置にいると300Mbpsほどの速度が出ていました。

基本的にはメッシュWiFiのネットワークを使うとして、なにか通信速度が必要な場面が出てきたらArcher AX10のネットワークに切り替えようと思います。

WiFiの入れ替えは大変だったか?

思ったより楽でした。

ルータの設定は特に困ることもなくできました。

デバイス毎にWiFi接続の設定をし直さないとダメかと考えていましたが、その必要はありませんでした。

SSIDとパスワードをもともと使っていたものと同じにしたら、デバイス側は勝手に接続してくれたので、設定しなおす手間が省けてよかったです。

おわり

今回は、メッシュWiFiとIPv6に対応したルータと、WiFiの改善具合を紹介しました。

スマートホーム化を進めていくのであれば、メッシュWiFiはおすすめだなと感じました。電源さえあればネットワークを広げられます。

それでは。

あわせて読みたい
温熱環境を整えるのにおすすめ!SwitchBot温湿度計【hub miniは必要?】 これから温湿度をモニタしたいという方に、SwitchBot温湿度計というデバイスがおすすめです。どんなことができるのか、hub miniが必要なのか、などの疑問が解決する内容になっています。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ
閉じる