どうも、しんば(@shimbakone)です。
- セントラル浄水器をどうやって選んだら良いのかわからない
- いろいろな製品がありすぎて困る
そんな方のために記事を書きました。
浄水器ってどのような観点で選別すればよいのかわからないですよね。
導入したい思った方にどうやって選定するのか、私なりのポイントをまとめました。今後、導入を検討される方の参考になればと思います。
「セントラル浄水器」自体については、こちらの記事で解説しています。
選び方を解説
色んな製品があるので、選定の観点を私なりに整理してみました。
- 機能
- 設置形態
- イニシャルコスト
- ランニングコスト
この順番で解説していきます。
1:機能
まずは機能面に関しては次の2つを確認してみてください。
- フィルタの性能
- バイパス機能
フィルタ性能
製品ごとにフィルタの性能が異なりますので、どんな特徴があるのかを比較してみましょう。
除去物質の種類
フィルタの細かさでどの範囲までの物質を除去できるのか変わってきます。いろいろなメーカーのwebページをみると、除去できる物質を確認できます。
私の結論としては、残留塩素、トリハロメタンの2つが除去できれば良いかなと思っています。
もともと水道水は「そのまま飲んでも健康被害はないとされている」事を踏まえると必要以上に高性能なフィルタまでは求めなくても良いのではないでしょうか。
主要な有害物質が取り除ければ良くて、「こんな物質まで取り除けるます!」のような細かい話はキリがないなと感じました。
だいたいどの浄水器もこの2種類は除去できるようになっているので、除去物質に関して個人的には「深く検討するような点では無い」と思いました。
逆に、可能な限り色々な物質まで除去してほしい!という人であれば、ここは1番こだわって検討する部分かなと思います。
活性機能
活水機能は、正直なところスピリチュアルなものだと思っています。
磁石やセラミックを通過させる事で、水にエネルギーやパワーを与えるというものみたいです。
ここに関しては、それを信じるかどうかという価値観で判断する部分ですね。
ちなみに、活性機能付きのフィルタは値段が高くなるようですので、コスパ重視派としては不要だと考えています。
バイパス機能
バイパス機能とは、浄水器を通さないでそのまま通過させる機能です。
水道管から引かれた水が、浄水器本体を通過するルートと、通過しないでそのまま宅内へつながるルートの2つを切り替えて使える機能です。
バイパスさせる目的としては、フィルタを守るためです。
断水や水道管工事などで濁った水が浄水器に入ってしまうと、濁りの汚れがフィルタに詰まってしまい、劣化をはやめてしまいます。これを避けるためにバイパス機能があります。
この機能がついていると本体価格が大きくなる傾向があります。
我が家の場合は、バイパス機能は不要でした。
バイパス機能は手動で切り替えるわけなので、水が濁る時はフィルタを抜けばいいじゃん!という思考で、必要性は感じませんでした。フィルタを抜いてしまえば、浄水器はただ単に水道水が通過するだけの装置になります。
バイパスするタイミングを知らなければ意味がないよなあと。
ただし、これができるのは、自分でフィルタをいじれる製品じゃないとダメです。
2:設置形態
セントラル浄水器の設置形態に次のようなものがあります。
壁付タイプ | 地面埋込タイプ |
(マンション用のタイプもありますがここでは説明しません)
壁付タイプ
壁付タイプはエアコンの室外機のように壁の近くに設置します。
水道管が繋がっており後から移動させることができなくなってしまうので、邪魔にならないような場所を検討しましょう。
このタイプの浄水器は、浄水器本体をカバーするために、箱のような筺体に入っている事が多いです。ここは好みがわかれますが、個人的に見た目はいまいちかなと思います。
人目につかない場所に設置できる場合や外観を気にしない人であれば、このタイプがメンテナンスしやすくおすすめです。
地面埋込タイプ
地面に埋め込んでしまうタイプです。
壁付タイプと比べて、
- 邪魔にならない事
- 見た目がすっきりする事
が有利かなと思います。
地面に蓋がつくことになるので、そこだけ注意ですね。水道メーターの近くに設置する形になります。
我が家はこのタイプを採用していますが、今の所デメリットは感じていません。
3:イニシャルコスト
導入費用のことです。浄水器の本体費用と設置工事費用がこれにあたります。
本体費用
浄水器本体の仕様によって値段の幅が広いです。
- 本体のサイズ
- フィルタの性能
- バイパス機能の有無
- カバー(筺体)の有無
などで価格は変わります。
本体価格の価格帯は、ざっくり15万〜30万円くらいです。どの製品もステンレス製で劣化しにくいので耐久性はどこの製品でも変わらないかなあと思います。
工事費用
設置形態によって行う工事の内容が違うので、工事費用が変動するかと思いますが、概ね5万円あたりでしょうか。
取付工事はその製品の会社でやってくれる場合がほとんどです。どの製品でも工事費は5万以上するようです。
本体代金と工事費用で、初期費用としてはざっくり20〜30万程度は見込んでおいたほうが良いと思います。
4:ランニングコスト
基本的にはフィルタ代と交換作業代の2つです。
フィルタ代
ここに関しては2種類のタイプに分けられます。
- 都度購入タイプ
- 定額タイプ
都度購入タイプは必要になった時に(およそ年に1回)フィルタを購入して交換作業をします。交換は自分で行う場合が多いです。
いくつかの製品のフィルタの価格帯をざっくり調べてみると、だいたい月1500〜3000円くらいでした。年間で1.8万〜3万円程です。
一方、定額タイプは、毎月定額を支払う事でフィルタ代は別途費用がかからないようです。浄水器本体もリースになっているものがあり、都度購入に比べると若干割高感はあります。
コスパ重視の人 → 都度購入タイプ
費用を一定にしたい人 → 定額タイプ
といった考え方で概ね間違いないかなと思います。
交換作業代
交換作業については、業者にやってもらう製品と、自分で交換可能で費用がかからない製品があります。
上述の定額タイプの場合は、交換作業まで代金に含まれている事が多いです。
交換作業を自分でやるのが心配だったり、面倒くさい場合は業者にお願いするのが良さそうです。
まとめ
我が家のセントラル浄水器の選び方は以下のポイントでした。
- 機能
- 設置形態
- イニシャルコスト
- ランニングコスト
機能や設置形態など、製品ごとにさまざまな特徴があるので、どこを重視するのかをベースに検討してみましょう。
だいたいの費用目安はこのような感じです。
イニシャルコスト | 15〜30万円(本体代+工事費) |
---|---|
ランニングコスト | 1,500円〜3,000円/月 18,000円〜30,000円/年 |
ちなみに、我が家は基本的にコスト重視で選びましたのでこの表の下限くらいのコストになっています。
ずっと使っていくものと考えているので、ランニングコストが低いものを選定しています。結果として、導入費用もかなり安く済みました。
セントラル浄水器は新築時が絶好の導入チャンスですので、是非検討してみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。