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家は性能を高めると満足度が高くなる

どうも、地方の工務店でマイホームを建てたしんばです。

今回は、家づくりをとおして感じた施主が知っておくべき大事な事をご紹介したいと思います。

先に結論を言ってしまうと、「家の性能」です。ちなみに私は家づくりの途中で、これを知ったので、もっとはやく知っておきたかったなあと感じました。建築会社を選ぶ1つのものさしになると思います。

知っている人は知ってる事かもしれませんが、とっても大事なことなので、これから家づくりを考えていく人におすすめの内容になっています。

もくじ

家は性能を高めると満足度が高くなる

家づくりをはじめる時に、これから建てる家には何を求めるのか、何を優先するのかを考えると思います。言い換えれば「どこにお金をかけるのか」と同義ですね。

この部分をどのように考えるかで、建つ家が大きく変わってきます。

では、先に結論を言ってしまします。

私がおすすめしたいのは、性能を重視した家です。

性能には金をかけろという事です。性能を高めた家に住むと、生活の質を確実に向上させる事ができ、満足度が高くなります。これは間違いないと思っていて断言します。

一方で、よく聞くのは見た目を重視した家だと思うのですが、個人的にはこれはおすすめしません。見た目だけを重視しても、性能が伴っていなければ建てた後に多くの場合は後悔する場合が多いと考えられるからです。

ちなみにここで言う性能とはとりあえず以下の2つとします。(他にも考える要素はあるのですが、長くなるので割愛します)

  • 断熱
  • 気密

この記事で詳しい解説はしませんが、「高断熱高気密」と呼ばれるものですね。

キッチンやエアコンなど設備の性能が高いという意味ではありません。建物自体の性能を指しており、夏涼しく、冬暖かいが実現できます。

(高気密高断熱について記事をまた書こうと思います)

理由を解説

では、満足度が高くなる理由を解説します。

理由は、とってもシンプルで、住めば住むほど快適性を感じるからです。家を建てた時は生活をしていないのでわからないのですが、そこに住んでいくことで感じる快適性(言い換えれば、ストレスが無い状態)が満足度を高めていきます。

建てた当初と比べて、住んでいくことで徐々に満足感が高まっていく右肩あがりのグラフのイメージですね。(ピンク色のライン

一方、見た目重視の家の場合はこれとは逆になっていきます。(性能が高くない家という前提です)

建物は時間経過と共に劣化していくので、建築時が一番新しく美しい状態です。時間が経過していくと、外壁が汚れたり、床に傷がついたりと、視覚的な美しさは徐々に失われていきます。

このイメージをグラフで表すと、青色のラインのようになります。この場合の満足感は建築時がピークになっており、そこから右肩さがりです。

このように満足度の変化は、2つの向きに変化していくという事がわかりますね。

ざっくりとしたイメージの話になってしまいましたが、感覚は伝わったと思います。

実際にはこの2つのグラフが混ざり合いながら満足度は変化していくと思っているので、どちらを重視したかによってグラフの形の輪郭がそっち寄りになると思います。

ちょっと具体例を挙げます

しかし、このような抽象的な説明だとイマイチわかりにくいので、具体例をあげますね。

Yahoo!知恵袋
新築、失敗したかもしれない。 - この4月から新居に引っ越しました。冬寒いのは絶対イヤというのが私の第... 新築、失敗したかもしれない。 この4月から新居に引っ越しました。冬寒いのは絶対イヤというのが私の第1条件でした。断熱性能は1ランクあげてもらってエアコン1台です...

例えば、このYahoo知恵袋にのっているお話をピックアップします。

新築失敗したかもというタイトルになっており、簡単にまとめると以下のとおりです。

  • 2018年4月に新築へ入居した
  • 施主は寒いのが絶対に嫌だった
  • 断熱ランクをあげてもらい、エアコン1台で過ごせるはずだった
  • 打ち合わせをギリギリまで何度もした
  • デザインや間取りはばっちり
  • でも、住んでみたら寒くて不快だった

家の性能が足りていなかったため、2018年の新築の家でも寒いそうです。これは明らかに満足度が低い状態ですね。細かい仕様などがわからないので断熱性がどうのこうの話はできませんが、施主の方の不満・後悔の気持ちが強く出ていることは確かです。

最近の家なら、どこでも暖かいんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、そんな事はまったくありません。建築会社によっても考え方や技術・質がばらばらなので、性能の振れ幅が大きいです。家はどこでも一緒と考えていると、この施主の方のようになってしまう可能性は十分にあり得ます。

すみません、ちょっと話がズレました。

家を建てる目的は、生活の質を向上させたいという意味ではほぼ全ての人が共通していると思います。

家の中では安心して気持ちよく暮らしたいものですが、温熱環境が不快であるとそうは行かなくなってしまいます。例え、見栄えがするおしゃれな家であっても環境が不快であれば、満足度は下がってしまうでしょう。

物理(生理)的な満足がなされたうえではじめて精神(視覚・感情)的な満足がなされるというふうに考えています。

厳密には違うと思いますが、生理的欲求から精神的な欲求へ段階を踏んでいくという点ではマズローの欲求5段階説に似ている気がします。

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まとめ

「家は性能」を重視すると満足度が高まるということを解説しました。

  • 見た目重視 → 満足度は最初がピークで徐々に下がっていく
  • 性能重視 → 満足度は徐々に上がっていく
 

とはいえ、見た目重視の家は、美しく視覚的に快感をもたらします。おしゃれな家に憧れる人が多いのは事実です(私もそうです)。

これはこれで価値があると思いますし、美しいと感じる感覚は精神的にポジティブな効果がありそうですよね。ただし、あくまでも不快ではない生活環境が構築できるという前提のうえでの事であることです。

注文住宅を考える時に「性能」は施主が気にするべき事なんて思ってもみませんでしたが、建築会社にばらつきがある以上、施主も持っておくべき知識なのではないかと思いました。

情報が溢れている時代なので、積極的に家づくりの知識を得て、後悔のない家づくりをしたいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。素敵なマイホーム生活を!

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