サラリーマンに希望はないと思った理由

働き方
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どうも、shimbaです。

サラリーマンしてますか?私もしています。お仕事をしてお金を稼いでいる方のほとんどがサラリーマンだと思います。組織に雇われて労働の対価に給料を貰うという働き方です。

少し考えてみてください。仕事は大変、給料は上がらないし、定年は伸びて、年金も貰えるのかわからない。人生100年時代と言われ、これまでの社会の前提が崩れてきている状況で、これから生活をしていけるのだろうかと不安に駆られる事がありませんか?

このままではやりがいもないし、お金も満足に稼ぐことができない、時間も満足に使えない、リソースを搾取されてしまうし、定年後も生活が続けられるのか、と様々な不安と危機感を感じています。そこで「サラリーマンという働き方」のマインドセットを少し変えていかないという話をしたいと思います。特に今20代30代のサラリーマンをターゲットにしています。

サラリーマンに希望はないと思った理由

先に結論を書いてしまうと私の考える理由は次の3つです。

  • これまでの社会の仕組みが崩壊する
  • テクノロジーにより代替されてしまう生産性の低い仕事
  • その組織内での市場価値しかあがらない
  • 労働時間をお金に変換している

 これまでの社会の仕組みが崩壊する

戦後、日本が敗戦国から高度経済成長という躍進を遂げたのは、終身雇用・年功序列・年金制度というすごくぶっきらぼうに言ってしまえば、「一つの企業に勤め上げ、社畜として働けば、老後は面倒を見るよ!」というイデオロギーがあったからです。物を作って消費する事で経済が回っていく(大量生産・大量消費)ため、働いて賃金を貰って良いものを持つ・消費する事(住宅ローンで夢のマイホームを建てたり、家電や車を持ち生活が便利になっていく)がステータスという文化が根付いたわけです。経済成長を目指すうえではうまい戦略だったように思えます。

しかし、令和になった現在は、終身雇用、年功序列、年金制度の存続はかなり厳しいものになっています。技術が進歩し生活の質が底上げされた事で価値観や考え方が変化してきているのにもかかわらず、当該制度を無理やり存続させようという悪あがきが見られます(定年・年金受給開始の延長など)。

特に若手のサラリーマン、仮に今30歳だとしたら定年までは残り30年間あるわけです。今後、定年が伸びる事はほぼ100%考えられるため、実際にはそれ以上の期間働かないといけなくなる可能性が高いです。

イケハヤさん(@IHayato)の発言で、「無能な高給取り」という発言がありまして、結構好きなの言葉なのですが、これの意味するところは、終身雇用・年功序列・年金制度にかまけてろくに生産性のない思考停止者(いわゆる無能、仕事のできないお荷物社員)の事を指していると思われます。この「無能な高給取り」が企業の成長(企業内の市場原理が機能を失っていて)を阻害し、生産性を低下させ若者の給料を吸い取っているように感じられます。

仕事ができない上司はどこの組織にも1人くらいはいるよね。終身雇用・年功序列はある意味社会主義みたいなものじゃないかな

無能な高給取りが生まれてしまう要因も社会の仕組み(終身雇用と年功序列、年金制度)が前時代の経済・人口構造などを想定したものであり、前時代的イデオロギーが未だに根付いているからであると思います。しかしながら社会は刻々と変化しており、人口構造も変化し、日本の生産性は海外に比べて伸びていません。経済が成熟してきたこの時代ではその仕組みがうまく働くわけがありません。まさに旧態依然です。

日本では生産性が上がらず、人口構造も変化し、上述の社会制度を維持することは難しいと散々言われてきました。最近のニュースにもなりましたが、やっとトヨタや経団連の発言で公に認められたようなものです。

日本型雇用は“幻想”に過ぎない トヨタ・経団連トップの「終身雇用難しい」発言で露呈  (1/3)
財界トップが次々に終身雇用の継続困難に言及。人件費負担に企業が耐えられなくなったのが原因。終身雇用は日本の伝統ではないという背景も。

若手がこのまま仕事を続けても、無能な高給取りのせいで給料が上がることは期待できません。なぜなら本来は定年し退職してしまう人達がまだ在籍することになるのですから、企業は人件費を彼らにも割かなければなりません。となれば、あなたに入ってくる給料も減ってしまうのです。

つまりここで伝えたいのは、終身雇用・年功序列を保ちつつ企業が経営を維持していくために、あなたの給料はこれまでどおり昇給していく可能性が低くなってしまうよという事です。更には、その仕組みが崩壊してしまう=退職するまでの面倒はみられない、という事になります。

一つの企業に勤め上げて退職し、老後は年金生活という考えはもはや幻想です。

テクノロジーにより代替されてしまう生産性の低い仕事

テクノロジーは人間の生活を大幅に便利にしていきます。AI、ディープラーニング、ブロックチェーン、5G、クリスパーキャス9など革新的なテクノロジーが登場しており、これまでの生活や概念を大きく変える(=パラダイムシフトが起こる)可能性が高いです。

特にAIの進歩はディープラーニングの登場により注目を浴びています。情報収集、分析などにより人が判断を下すよりも、もっとスピーディに正確で適切な決定ができるでしょう。今後人間の仕事を代替していく事で将来的にホワイトカラーの仕事はかなり削減されていくと思われます。

この話はけっこうネガティブに取らえられていて、仕事が無くなってしまうじゃないかと考えている方がいます。私としては、アホじゃないかと思ってしまって笑えます。そろばんでやっている仕事を電卓やエクセルが代替したように考えるとどうでしょうか。時間をかけてやっていた作業がボタン一つで自動化され効率が高まる事で、人の手を別の事に使えるようになります。新しい仕事をする事によってそこには新たな価値が生まれるわけです。そうなっていけば世の中の生産性は向上するでしょう。

逆に言えば、テクノロジーを使うなどして生産性を向上していかなければ日本の経済は発展していきません。次の資料は(経済産業省のHPから引用)GDP成長率を表しています。GDPは簡単に言ってしまえば、各国の経済力を数値化したものです。表の値はGDPの成長率なので、どれだけ経済力が成長しているかを表しています。数値が大きいほど伸びているという事になります。

日本の数値を見てもらうとわかりますが、予想ではかなり成長率が落ちています。日本経済はあまり伸びない、と予測されているわけです。日本経済の生産性が落ち込んでいるわけなので、ここをどうにかしなければいけないと国は考えるはずです。おそらくこの問題に対する1つの解は、テクノロジーで仕事の効率を上げていく事です。つまり、上述のAIが仕事を代替するという話は、経済の文脈からみても、大きく外れることは無いと考えられます。

テクノロジーによって仕事が代替されるため、他の事で価値を出さなければなりません。

その組織内での市場価値しかあがらない

今勤めている組織でのあなたの価値は勤務年数が多くなると、必然的に上昇していくと思われます。仕事で成果を出していくと、組織の利益につながりあなたの評価は高くなります。また、その組織での働き方・考え方、経験、実績や評価などが染み付いて絡み合い、組織内での市場価値は高まるでしょう。

ここでもし仮に、あなたがその組織から抜けたとした時に、他の組織でも必要とされるような「モノ」を持っているでしょうか。ここで話題にしているのは、スキルや資格、人脈でもなんでも良いのですが、仕事になるあなたの価値を付けるモノの事です。

私には組織から離れてもお金を稼げる力(=あなたの価値)があると考えている人はこの先も気にせずに今の仕事を頑張れば良いと思います。その仕事は組織への利益も生みますが、本当の意味でのあなたの市場価値も高めてくれるはずです。サラリーマンも広い意味であるので、そういった職に付けている方々はこの記事を読む必要はないかもしれません。

それ以外の方で「モノ」を持っていなければあなたの市場価値はなくなるでしょう。特にAIに代替されるような仕事をしている人はここがかなり重要なリスクであると認識しておかなければなりません。上述したとおり、AIによってあなたの市場価値は下がってしまうからです。

その組織にいる事でしかあなたの市場価値がありません。

サラリーマンマインドセットからの脱却

サラリーマンの未来は無いのでは?という話をしてきました。

しかし私は、サラリーマン=企業の歯車として定年まで勤めるという働き方が、全く駄目というわけではありません。そういう働き方で生きていくのが自分に合っていると感じる人もいるはずです。給料という安定した収入源(伸びていく可能性は低ですが)があるので安心感は得られますし、人生の計画を立てやすいでしょう。

ただ、今後の社会の流れを見ていくと、サラリーマン人口は減少し、自営業やフリーランスが増えていく傾向です。年齢は関係なく、時間に縛られず自分の裁量で仕事をコントロールできる働き方です。それは個人単位で仕事を持てるような多様性のある社会になってきているからです。

サラリーマンとして一生を終えるのではなく、組織に頼らず自分の力で稼いでいけるような思考を持つという事が必要だと思います。この思考はあなたの価値を大きく変化させるものになるでしょう。今の仕事をずっと続けたいと考えている人でも、自分の市場価値を考えてみると、新たな気付きや今後のあなたの方針が見えてくるのではないでしょうか。

自分の市場価値を考えるきっかけになったおすすめの本をご紹介します。北野唯我さんの著書「転職の思考法」です。転職と名前がついていますが、転職する気がない方でも必読だと思います。

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