家づくり

結露する家は欠陥住宅【デメリットしかない】

結露

 

どうも、しんばです。

 

今、住んでいる家は冬になると結露しますか?

結露しているよ!って方、残念。その家は欠陥住宅です。

結露するのが普通だと思っている人はかなり多いと思いますが、実は結露ってものすごく危険なんです!良いことは1つもありません。

結露の事を考えずに家を建てるとこれまでの家と同様に、「結露するのが普通の家」になってしまいます。

今回は、

  • 結露の怖さ
  • 結露を抑えるための考え方

について解説します。

この記事では結露に対する問題意識の雰囲気を掴んでもらえればOKです。

結露で後悔したくない方のためになっており、ざっくりとした知識として持っているだけでもかなり違うと思います。

では、いってみましょう!

結露は欠陥住宅である

冬場の朝に窓ガラスが濡れていた事がありますよね?

日本に住むほぼ全ての人が経験していると思います。

私も例に漏れず、実家の窓がよく結露していました。結露って、どの家でも起こるのが普通なんだと感じており、特に深く考えた事はありませんでした。

しかし、これって日本だけの考え方で、海外では全く違うのです。なんと、ヨーロッパでは結露する家は欠陥住宅扱いなんです。

「えっ?」て思いますよね。私も初めて知ったときはそう思いました。

後述しますが、結露は様々な不利益をもたらすので、生活環境が非常に悪くなります。

そのため海外では、結露を抑えて健康な生活環境を維持しようという考え方があるようです。

 

日本の常識  : 結露するのが当たり前

他先進国の常識: 結露しないのが当たり前

全くの逆ですよね。日本の住環境に対する考え方って世界から見るとすごく遅れているんです。(テクノロジーでは先進国なのに)

 

では、結露がどれだけ不利益をもたらすのかを解説をしたいと思います。

結露の恐ろしさ

簡単にまとめるとこの2つです。

  1. 人を不健康にする
  2. 家を不健康にする

結露のリスクをそれぞれ解説していきますね。

1:人を不健康にする

結露だけではただ水滴がつくだけなので良いのですが、その水分によって発生するものがあります。そう、カビです。

カビが発生すると、カビ臭かったり、黒ずんだり表面的な変化が起こります。ですが、これをそのままにしておくと、健康に害を与えるようになります。流れは以下のとおりです。

  • カビの胞子が飛ぶ → アレルギーを引き起こす
  • カビを食べるダニが増殖 → アレルギーを引き起こす

カビだけでもアレルギーの原因になるのですが、更にダニも繁殖してしまいアレルギーの原因が増えていってしまいます。

そういった環境で生活をしていると、ぜんそくや鼻炎、皮膚疾患などの症状につながるリスクも高まるわけですね。

私も、アレルギー持ちで皮膚疾患を経験しているので、生活の質が下がるのが非常に辛かったです。

カビのない綺麗な家に住んだ事で、現在は改善しました。なかなか治りにくいものなので、一生お付き合いしていなければならないと考えると、ゾッとしますよね。

2:家を不健康にする

結露は目に見える所だけではなく、壁の中でも起こりえます。内部結露というのですが、これが発生すると、建物にかなりの悪影響が出ます。

  • 家の構造となる柱や構造用合板などが腐る
  • シロアリが発生し、木材が食べられる

という具合に、木材が脆くなります。建物を支えられなくなったり、耐久性の低下につながるのです。

日本の住宅が長持ちしないと言われているのはこれが主な原因なんですね。

TVのリフォーム番組で、壁を剥がすとカビがびっしり付いていて、木材がぼろぼろになっているのを見たことありますよね。まさにあの状態です。

せっかく建てた家なのに、ローン完済する前に

  • ボロボロになってしまって
  • 修繕費がかかったり
  • 住めなくなってしまう
  • 住みたくなくなってしまう

という最悪の状態にならないようにしたいですね。

結露しないためには

結露が諸悪の根源である事は理解していただけたと思います。

では、結露を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。

アプローチとしては、大きく分けて2つあります。

  1. 家の性能を強化すること
  2. 生活の仕方を変えること

ですが、2はおすすめしません。これらを以下で解説します。

1:家の性能の強化

1つ目は、結露しにくい建物にするという方法です。

家は一度建ててしまうと後から仕様を変更する事(窓を変えたいとか、断熱材を変えたいとか)が難しく、建て替えたり大掛かりなリノベーションをしない限りはそのまま何十年と住み続ける事になります。

よって、建築時はかなり慎重になるべき点である事に注意しましょう。

結露しにくい建物にするには、断熱性や気密性、換気計画などをしっかり検討する事によって性能を高める必要があります。きちんと設計・施工がされれば、かなり結露は抑えられるはずです。

加湿しすぎるなどイレギュラーな状況にならない限り、結露は抑えられると思われます。

2:生活の仕方

2つ目は、結露しにくい生活を送るという方法ですが、これは正直おすすめしません。

冬場を想定して解説をします。

結露の仕組み(湿った空気が冷やされる)から考えると

  • なるべく空気を湿気させない事
  • 室内と室外の温度差がないようにする事

の2点を守れば、結露しにくい状況になります。

でも、これって極端に言い換えると

  • 換気をしまくる → 乾燥する
  • 暖房を使わない → 寒くなる

ということになり、快適・健康に暮らすと真逆の環境です。

結露はほぼ発生しないのでしょうが、本来の家の機能は全く果たしていませんよね。

なので、もう少し現実的に考えてみると、

  • 加湿器は使わない
  • 暖房はあまり使わず、厚着で乗り切る

といった感じですね。これでもかなり不快な生活になると思われます。

こうして考えてみると生活を変える事はすぐにできるものの、デメリットが非常に大きいので、どう考えても1の建物の性能を高める以外に選択肢はないように思います。

性能の低い家を建ててしまった方は、残念ですがそういう事です。

 

家の性能を高めるのが最適解

まとめますね。

結露は人も家も不健康にする

アレルギーなどの健康被害のリスクが高まり、家の耐久性も低下してしまいます。

他先進国ではここがしっかり理解されており、結露しない家が常識であるという認識です。一方、日本では結露を甘く見ており、結露する家が常識です。

そもそも国が建物の断熱性能等の最低基準を設けていないので、どんな家でも建てることが可能です。低コストで低性能な家が立ち並び、結露するのが当たり前という価値観になってしまっていますよね。もう少し基準を厳格化すればよいのにと思うのですがね。

ちょっと脱線しました。

認識を変えていこう

結露に対する認識が少し変わりましたか?

これまでの日本の常識ははやく捨ててしまいましょう。

昔は家の性能を高めるという発想が無かったのでしょうが、令和の時代に入り性能に対する意識が徐々に高まって感があります。建築する業者側も、施主側もです。そして結露しない(厳密には結露しにくい)家を建てられる住宅会社が徐々に増えつつあるように思います。

環境負荷を減らし持続可能な生活を目指すSDGsというキーワードを聞くようになった今日ですが、この観点からも快適且つ省エネで長持ちする家が求められるのは言うまでも無いことです。

これから家を建てる方には、「結露をしない家→性能をきちんと設計した家」という視点を持つ事をおすすめします。

(建物の性能については別記事を書こうと思っています)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

素敵なマイホーム生活を!

ABOUT ME
しんば
30歳代前半のしんばさん。 地方(田舎)の工務店で性能と意匠にこだわった注文住宅を建てました。(HEAT20 G2・C値0.27)妻と娘と家族3人で暮らしています。家づくりを中心に、お金、健康などについて発信していきます。